夜勤が続いたある日、娘が保育園で問題行動・・・。子育てをしながら常勤で働くことの難しさを痛感しました。
転職失敗
-転職前の企業での業務内容を詳しく教えてください。
-転職を考えたきっかけを教えてください。
-この業務だけはもっと続けたかったという業務があれば教えてください。
-転職活動はどのように行いましたか?
当時1歳の子どもがいての求職活動でしたので、最初は日勤のみの献血センターを志望しましたが、子どもの急なお迎えなどで献血バスの対応が困難であろうとお断りされました。その後は、多忙であろう仙台市内の病院は避けて、お子さんをお持ちの看護師が多いであろう地域の基幹病院を志望しました。
-転職後の会社に入社を決めた理由を教えてください。
また、前職は通勤時間が1時間20分と通勤時間の長さがネックでしたので、自宅から通勤時間が30分以内の施設であることも条件の一つでした。
-転職後の会社での業務内容を詳しく教えてください。
-入社前のイメージと違っていたところはどんなところですか?
一般病棟は、経験の不足から不安が大きかったですが、以前の病棟で経験していた場面を活かせることが思いのほか多く良い経験になりました。
-仕事の難しさ、辛さを感じた点はありますか?またそれはどのように克服しましたか?
特に、内科に入ってからはリーダーの看護師から理不尽な業務を回され、それが元で主任看護師に目の敵にされた経緯があり、病棟に配置換えを希望しました。
本来、リーダー看護師が行うべき業務を肩代わりさせられ、さらに責任もなすりつけられた経験は今、思い出しても怒りが芽生えます。
また、手術室の応援に1~2週間に一度入っていたのですが、入り始めて1~2カ月になった頃、手術室の主任看護師に個別に呼び出され業務の覚えが悪いとしっせきされたことがありました。
こちらは、「手術室の応援」という認識で、手術室からはスタッフの一人として自立するよう望まれているとは思ってもいないことでした。
外来師長からは当初、「行く人が限られているから、手術室に応援で入ってくれない?」という軽いものでしたし、
上記を相談すると、「手術室の中でもいろいろあるから。そんなに言われたってことは、あなたも努力するべきじゃないの?」
と返されてしまい、玉虫色の外来師長の態度に納得ができなかった私は、
「私はあくまで”応援”で入るという認識でしたので、そこまでのレベルを求められているとは思いませんでした。力不足で申し訳ないので、手術室の応援からは外させてくだい」と断りました。
病棟は、内科・産科・小児科の混合病棟で産科の助産師も一緒に勤務していて、日勤帯は各々で動いているので気にならなかったですが、夜勤を一緒に組んだ助産師のスタッフの一人に厳しく接しられたことがありました。
病棟異動し、夜勤が2~3回目のことで不慣れなことは間違いなかったのですが、今後一緒にこのスタッフと夜勤を組むのがつらくなると感じました。
病棟に異動して1~2カ月がたつ頃、2歳の娘が保育園で問題行動(ひっかき・かみつき)を頻回に起こすようになりました。
私が夜勤で夜間不在なことや日勤でも帰宅が19時近くなり、義両親宅で過ごす時間が増え私と一緒にいる時間が減ってしまいストレスがたまってしまったことが原因でした。
そのため、日勤の短時間勤務の仕事を探し娘との時間を確保できるよう行動することにしました。
-仕事の中でやりがいを感じた部分はどこですか
また、訪問診療も行っておりその中で、医師とともに在宅医療を受ける患者さんにケアを行うことでお礼を言われることが嬉しかったです。
-転職は成功でしたか?失敗でしたか?
-なぜそのように感じましたか?
-この仕事の個人的な楽しみ方を教えてください。
また、医師、病院事務、臨床検査技師、放射線技師のスタッフとも距離が近く、仲良くなりやすい職場なので、いろいろな人と交流を持つのが好きな人は楽しいと思います。
-この転職からどのようなことを学びましたか?
子どもの負担を考えると常勤にこだわらず、ワークライフバランスを重視し非常勤での勤務を視野に入れれば良かったと反省しました。
関連する体験談
>> 急性期の看護に疲れて転職したものの、刺激のない毎日は私にとって退屈でした。
>> 転職エージェント1社の紹介を信じすぎるのもリスク!自分の目で確かめる重要性を実感しました。
>> 精神科病棟とは、飾らない患者さんたちが社会の問題をわかりやすく示してくれる空間かもしれない。そう思えるほど、”人間”を学べるお仕事です。
最近の体験談
>> 在宅看護での看取りは自分の家族のように感じてしまい、ご家族と一緒によく泣きました。
>> 転職理由は、認定看護師を目指していたこと。また、労働時間、休日日数、給与、福利厚生に不満や不安があったことです。
>> 精神科病棟とは、飾らない患者さんたちが社会の問題をわかりやすく示してくれる空間かもしれない。そう思えるほど、”人間”を学べるお仕事です。