訪問看護で1人ひとりと向き合った看護が行えることが、看護師としてのやりがい・嬉しさを感じることに繋がります。
転職成功
-転職前の企業での業務内容を詳しく教えてください。
-転職を考えたきっかけを教えてください。
働いている中で再販トークが不得意であることに気付き、皮膚トラブルの診察付きを行っているときの方が医師との連携やアセスメントを行い、お客様にも自信を持って説明・対応することができて自身が生き生き仕事をしていると感じました。
施術を重ねる中で硬毛化を発症してしまうお客様の人数の多さに驚き、‘発症する人は極僅かなので‘‘回数を重ねてお客様毎に合う方法が見つかればよくなっていきますよ‘と根拠も無ければ、回数もはっきり伝えることが出来ない事に対して無責任さと無力感がありました。その事に後ろめたさを感じるのは私だけなのだろうか、私がおかしいのだろうか、と思うこともある中で転職を考えていきました。
-この業務だけはもっと続けたかったという業務があれば教えてください。
-転職活動はどのように行いましたか?
希望した所へエントリーシートを提出していただきました。履歴書と職務経歴書の内容に自信が無かったため、担当者に相談して文章を添削して頂きながら内容を一緒に見直して頂きました。
-転職後の会社に入社を決めた理由を教えてください。
病気を理由に何もかも制限するのではなく、亡くなる前にお酒が飲みたい、タバコが吸いたい、お肉が食べたいという各々の願いが叶えられた事もある現場である事を知り、今まで経験したことがない看護観に出会える事に対する期待もありました。
-転職後の会社での業務内容を詳しく教えてください。
オープン当初と利用者の受け入れ時はナースステーション内の物の配置、体温計・血圧計・SpO2等の品準備、利用者ファイルの作成、入居前面談、往診医と往診担当者との連携、ケアマネージャーとの連携、介護士との連携、薬剤師との連携、利用者家族への連絡、看護計画書の作成、サービス担当者会議への参加を行いました。
入居者が入ってからは訪問看護、電子カルテ内の記録、施設サービスとしての紙面記録、往診準備、往診医からの指示受け、褥瘡計画書の評価、月末の看護計画書の評価・報告書の作成を行っています。
訪問看護ではバイタルサイン測定、全身状態の観察、肌の保湿、創傷処置、褥瘡処置、点滴差し替え、CV管理、輸液管理、尿道留置カテーテル管理・交換、気管内・口腔内・鼻腔内吸引、経管栄養、ROM訓練、体位変換、おむつ交換、排便コントロール、インスリン注射、血糖測定、麻薬管理など必要な医療行為を利用者さんごとに行っています。また急な状態異常に対して緊急訪問を行い居宅に入らせて頂き看護業務を行うこともあります。その際は必要時速やかに担当訪問医へ連絡し、対応します。
-入社前のイメージと違っていたところはどんなところですか?
離職率の低さも説明を受けていましたが、介護士の離職率が思ったよりも高く人数が足りない状態が続いています。
-仕事の難しさ、辛さを感じた点はありますか?またそれはどのように克服しましたか?
他職種との連携が密になり、特に介護スタッフが身の回りの世話を中心として担うため、施設で働くということで連携の大切さを知りました。それぞれの職種や今までの経験で大切にしていることや信念があり、どのスタッフも個性があるからこそ他スタッフ同士がぶつかり合う事もありますが、どちらの意見も聞きながら中間地点を模索して日々の業務を協力して行えるように日々前進していっていると思います。まだオープンしたばかりの施設のため、今後も困難な壁が立ちふさがることが多いと思いますが、職場の仲間と協力して乗り越えていきたい所存です。
-仕事の中でやりがいを感じた(ている)部分はどこですか?
家族・利用者の要望を聞き、往診医へ相談して水で薄めたお酒を提供したり、ノンアルコールビールをトロミ付きで飲めたりと病院では出来ない、日常の中での楽しみを少しでも叶えることが出来たときにやりがいを感じます。
また、癌末期で入所して元気な間に施設スタッフに宛てた手紙を内緒にしまってあり、亡くなった際の荷物整理で家族から手紙を受け取ったときに施設皆の関わりが利用者の嬉しさに繋がっていた事を知り、施設内での訪問看護師としての喜びを感じました。
-転職は成功でしたか?失敗でしたか?
-なぜそのように感じましたか?
自分に向いていないのでは、と後ろめたさを感じながら働くよりも、利用者1人1人と向き合ってスタッフ間で相談・連携しながら働くほうが、仕事に対する責任とやりがいを感じます。
同じ作業の繰り返しでは無いからこそ1人の看護師としてアセスメントを行いながら働いていることを実感しています。
-この仕事の個人的な楽しみ方を教えてください。
核家族・共働き等もあり、昔に比べると国の制度があるといえど在宅介護が行えない状態の利用者は一定数いらっしゃいます。利用者の思いを汲み取り、家族との時間を大切にしながらQOLを高めて生活を送り、最期の時を迎えられるように個性のある1人1人と向き合った看護が行えることが看護師としてのやりがい・嬉しさを感じることが出来ます。
また在宅だからこそ他職種との連携を密に行いながら1人1人の利用者を支えることが出来ることも楽しみの1つと言えるでしょう。
-この転職からどのようなことを学びましたか?
毎回うまくいくことばかりではなく、今後後悔することも勿論あると思います。その経験をどのように次に生かすかを考え、スタッフ同士でよく会話して連携をとりながら一歩ずつ前に進めるようにこれからも日々学んでいきたいと思います。
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最近の体験談
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