看護学生の実習、誤嚥リスクのある患者さんのケアで指導がバラバラ…どうすればいい?
看護学生の実習、誤嚥リスクのある患者さんのケアで指導がバラバラ…どうすればいい?
看護学生の皆さん、実習お疲れ様です!特に、基礎看護実習は初めての経験が多く、戸惑うことも多いですよね。今回の相談は、誤嚥リスクのある患者さんのケアに関するもので、指導者の指示が統一されておらず、対応に苦慮しているという内容でした。実習中の不安な気持ち、とてもよく分かります。この記事では、あなたの状況を整理し、今後の実習を乗り切るための具体的なアドバイスを提供します。
まず、今回の相談内容を整理しましょう。
看護学生1年、基礎ll実習中です。受け持ちは誤嚥リスクのある患者さんです。指導者や教員の指示が統一していなくて困ってます。口腔ケアと食事介助は誤嚥リスクがあるので看護師の見守りのもと行わなければいけません。私はその2つは実施できないので見学のみなのですが、2週間目だからでしょうか、指導者はこの場を少し離れると言って戻ってきません。教員も一人でほかのグループもまわってるのでなかなか様子を見に来てくれません。指導者と学校側は事前に打ち合わせしてると聞いたので私たちができる範囲を把握してると思ってました。一度食事介助と口腔ケアを完全に放置されて、食事介助は援助計画を書いていましたが、口腔ケアは見学のみなのに指導者に昨日見学したからその通りに!と言われて行ってしまい、その方はほとんど自立してるので、体位を確認したり、昨日の見学の時のアドバイス通りに見守って、そのあとそのような流れがあったことを教員にすぐに報告しました。指導者も患者のところから離れるときに他の看護師になにかあったらナースコール押してくれると言ってるのが聞こえました。教員は本当は援助計画書いてからだよと指摘を受け次の日書いて渡したら、今回の実習は口腔ケアは実施できないし、誤嚥リスクがあるから危険と厳しめに言われました。私もそれをわかってたので、教員に伝えたはずなのですがこのような流れになってしまいました。そのあと見守りが必要なのに放置されることを伝えたら、ケアの時間帯になったらこまめに見に来てくれるようになりました。変わらず看護師はその場を離れます。私もはっきり言った方がいいのはわかってるので、つぎ口腔ケアを頼まれたらちゃんと断るつもりです。先生も前日と言ったことが違ったのをわかったのか謝ってくれました。ただ担任は別の担当なので明日学校で怒られるのか、インシデント書くのかそわそわしてます。実習担当の先生(学校の教員でもあるけど私たちの学年担当ではない)が把握して、報告と指導を受けたら、明日インシデント書く必要はないのかなと不安で投稿しました。やっぱり私がはっきり言わないといけないことですよね…
今回のケースは、実習指導体制の不備、指示の曖昧さ、そして学生の自己判断と報告のタイミングという、いくつかの問題が複雑に絡み合っています。しかし、一つ一つ丁寧に解決していくことで、必ず乗り越えられます。以下、具体的なアドバイスをしていきます。
1. 現状の整理と問題点の明確化
まず、現状を客観的に整理しましょう。今回の問題は、主に以下の3点に集約されます。
- 指導体制の不備: 指導者(看護師)と教員の指示が統一されておらず、学生が混乱している。
- リスク管理の甘さ: 誤嚥リスクのある患者さんのケアにおいて、学生への指導が不十分で、見守り体制も確立されていない。
- コミュニケーション不足: 指導者と学生間のコミュニケーション不足、および学生から教員への報告の遅れ。
これらの問題点を明確にすることで、具体的な対策を立てやすくなります。
2. 今後の行動計画
次に、今後の行動計画を立てましょう。具体的には、以下の3つのステップで進めていきます。
ステップ1:明確な指示を求める
まず、指導者や教員に対して、明確な指示を求めましょう。具体的には、以下の点を明確にする必要があります。
- あなたの役割: どこまで実施可能で、どこからが見学なのかを明確にする。
- 患者さんの状態: 患者さんの状態(誤嚥リスクの程度、食事形態など)を把握する。
- 具体的なケアの手順: 食事介助や口腔ケアの具体的な手順、観察ポイント、緊急時の対応などを確認する。
- 見守りの範囲: どこまで見守りが必要で、どのような場合に指導者に報告するのかを明確にする。
これらの情報を得るために、積極的に質問し、疑問点を解消しましょう。質問する際は、事前に質問事項を整理しておくと、スムーズに進みます。
質問例:
- 「〇〇さんの食事介助について、私ができることは何ですか?」
- 「口腔ケアの見学をする際、どのような点に注意すれば良いですか?」
- 「もし〇〇さんがむせ込んだ場合、どのように対応すれば良いですか?」
ステップ2:自己判断を避け、報告・連絡・相談を徹底する
指示が曖昧な場合や、判断に迷う場合は、自己判断を避け、必ず指導者や教員に報告・連絡・相談(報連相)を行いましょう。特に、以下のような場合は、必ず報告が必要です。
- 患者さんの状態に変化があった場合: 呼吸状態の変化、意識レベルの変化、バイタルサインの変化など。
- ケア中に問題が発生した場合: 誤嚥、むせ込み、体位のずれなど。
- 指示と異なる状況が発生した場合: 指示された内容と異なる状況でケアを行うことになった場合。
報告する際は、具体的に状況を説明し、自分の考えも伝えるようにしましょう。例えば、「〇〇さんの食事介助を行いましたが、少しむせ込みがありました。体位を調整しましたが、今後どのように対応すれば良いでしょうか?」といったように、状況説明、自分の対応、今後の対応についての相談をセットで伝えることが重要です。
ステップ3:インシデント報告について
インシデント報告が必要かどうかは、状況によります。今回のケースでは、口腔ケアを指示されたものの、実際には実施できない状況でケアをしてしまったという経緯があります。この場合、インシデント報告が必要となる可能性があります。
インシデント報告を行う目的は、再発防止です。今回のケースでは、指導体制の不備や指示の曖昧さが問題の原因となっているため、インシデント報告を通じて、これらの問題点を明らかにし、改善策を提案することが重要です。
インシデント報告書を作成する際は、以下の点を意識しましょう。
- 事実を正確に記載する: 自分の主観ではなく、起きた事実を客観的に記述する。
- 状況を具体的に説明する: いつ、どこで、何が起きたのかを具体的に説明する。
- 原因を分析する: なぜ問題が起きたのかを分析する。指導体制の不備、指示の曖昧さ、自分の知識不足など、考えられる原因を挙げる。
- 再発防止策を提案する: 今後、同様の問題が起きないように、具体的な改善策を提案する。
インシデント報告書の作成は、大変かもしれませんが、自分の成長のためにも、積極的に取り組みましょう。また、報告書作成について、教員や指導者に相談することもできます。
3. コミュニケーションスキルを磨く
今回のケースでは、コミュニケーション不足が問題の一因となっています。指導者や教員とのコミュニケーションを円滑にするために、以下のスキルを磨きましょう。
- 積極的な質問: 疑問点は積極的に質問し、理解を深める。
- 明確な説明: 状況を具体的に説明し、誤解を防ぐ。
- 丁寧な言葉遣い: 敬語を使い、相手への配慮を示す。
- 適切なタイミングでの報告: 問題が発生した場合は、すぐに報告する。
- アサーティブなコミュニケーション: 自分の意見をはっきりと伝えつつ、相手の意見も尊重する。
コミュニケーションスキルは、実習だけでなく、将来の看護師としてのキャリアにおいても非常に重要です。積極的に学び、実践することで、確実に向上します。
4. ストレスを軽減する工夫
実習中は、精神的なストレスを感じやすいものです。ストレスを軽減するために、以下の工夫をしてみましょう。
- 休息を取る: 睡眠時間を確保し、疲労を回復する。
- 気分転換をする: 趣味を楽しんだり、友人や家族と話したりして、気分転換をする。
- 相談する: 困ったことがあれば、教員、指導者、友人、家族などに相談する。
- 自分を褒める: 頑張った自分を褒め、自己肯定感を高める。
ストレスを溜め込まず、心身ともに健康な状態で実習に臨むことが大切です。
5. 今後の実習に活かすために
今回の経験を、今後の実習に活かしましょう。具体的には、以下の点を意識しましょう。
- 目標設定: 実習を通して、何を学びたいのか、どのような看護師になりたいのかを明確にする。
- 自己評価: 自分の強みや弱みを把握し、改善点を見つける。
- 振り返り: 実習後に、良かった点、悪かった点を振り返り、次回の実習に活かす。
- 継続的な学習: 看護に関する知識や技術を継続的に学習する。
実習は、看護師としての成長の大きな機会です。積極的に学び、経験を積むことで、自信を持って患者さんのケアができるようになります。
成功事例:
ある看護学生は、実習中に指導者とのコミュニケーション不足に悩んでいました。そこで、積極的に質問し、自分の考えを伝えるように努力しました。その結果、指導者との関係が改善し、より多くのことを学べるようになりました。また、患者さんとのコミュニケーションも円滑になり、患者さんからの信頼を得ることができました。
今回の相談は、実習中の困難な状況を乗り越えるための貴重な経験となるでしょう。積極的に学び、成長することで、必ず素晴らしい看護師になれます。応援しています!
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まとめ
今回の相談に対するアドバイスをまとめます。
- 現状の整理と問題点の明確化: 指導体制の不備、リスク管理の甘さ、コミュニケーション不足が問題点。
- 今後の行動計画: 明確な指示を求め、自己判断を避け、報連相を徹底する。インシデント報告については、状況に応じて適切に対応する。
- コミュニケーションスキルの向上: 積極的な質問、明確な説明、丁寧な言葉遣い、適切なタイミングでの報告、アサーティブなコミュニケーションを意識する。
- ストレス軽減の工夫: 休息、気分転換、相談、自己肯定感を高める。
- 今後の実習に活かすために: 目標設定、自己評価、振り返り、継続的な学習を意識する。
今回の経験を活かし、積極的に学び、成長することで、必ず素晴らしい看護師になれるはずです。頑張ってください!