保育士10年目の副園長が抱える「おかしい」と感じる保育園の現状を徹底解説!転職を考えるあなたへ
保育士10年目の副園長が抱える「おかしい」と感じる保育園の現状を徹底解説!転職を考えるあなたへ
いつもありがとうございます! またお世話になります! 私は某社会福祉法人の保育園で保育士をしています。 勤務歴10年で、副園長を任せられています。その中で(ちょっとこれはおかしく ないか)と思っていることがあります。副園長になってからのものと勤めてる内に思いはじめたとこなど見ていただけたらと思います。(箇条書きにさせて下さい) ○毎年理事長に職員一同ということで集金して御中元を渡してる。(これは理解できる)それに加えて園長・副園長は個人的に理事長に御中元を渡す。(強制です) ○2~3年に1回職員旅行がある。月2,000円積み立てしている。予定や都合で参加出来ない人はその積み立てから半分提供しろと言われる。 ○年2回のボーナスの額が1ヶ月分の給料と変わらない。 ○最近園全体(3園)で揃えたTシャツ代約3,400円自腹。(今まで園全体で揃えてたジャージは園負担) ○行事で勤務時間12時間だったのに出勤簿には8時間で書くよう言われていた(今は改善されたがこれが6年くらい続いていた) ○施設長(園長とは別でいる)が自分の来たい時に出勤し、帰りたい時に帰る。来ない日も多くある。いる意味がない。 ○保育士の処遇改善費なのに、平等に…と言って調理師、看護師、理事長ももらっている。 あとは細かいところを言っていくときりがないので、でかいところを書かせていただきました。 極めつけは理事長の息子が結婚した際、何度か顔を見たことあるだけで関わりも付き合いも何にもないのに園長・副園長はお祝いとして1万円出すようにと言われたことです。 (これは理事長から言ったのか誰が言ったのかは不明です) 今度は出産祝いとか言われそうで今から嫌な気持ちでいます。 こんなにひどい内容ってありますか?! 辞めたい気持ちが年々大きくなっていますが、辞めるというのに決定的な理由がなくもやもやした状態が数年続いています。 覚悟がないのもあるかもしれません。 普通でないことが何個かあるのはわかっています。 保育園や幼稚園に勤める方をはじめたくさんの方に見ていただき、これはないわ!っていうのを教えていただきたいです。 また経験談などあれば教えていただきたいです。 長くてわかりにくい文章で申し訳ないですが、よろしくお願いします。
保育士として10年間、副園長という重要な立場を担いながらも、職場の現状に疑問を感じ、転職を検討されているのですね。 多くの保育士の方々が、日々の業務の中で様々な問題に直面し、葛藤していることと思います。 今回は、あなたの抱える疑問を一つ一つ紐解きながら、より良いキャリアを築くためのヒントをお届けします。 保育業界の現状を踏まえ、具体的なアドバイスや転職成功のポイントを解説していきます。
保育士のキャリアと転職を取り巻く現状
保育士の仕事は、子どもの成長を間近で感じられる、やりがいのある仕事です。 しかし、その一方で、労働環境や待遇面で課題を抱えている保育園も少なくありません。 サービス残業、低い給与、人間関係の悩みなど、様々な問題が、保育士の離職につながる要因となっています。
厚生労働省の調査によると、保育士の有効求人倍率は依然として高く、人材不足が深刻化しています。 これは、保育士の需要が高い一方で、労働環境の改善が進んでいないことが原因の一つとして挙げられます。 多くの保育士が、より良い労働条件を求めて転職を検討する傾向にあります。
転職を成功させるためには、自身のキャリアプランを明確にし、情報収集を徹底することが重要です。 転職エージェントを活用することで、非公開求人を含む多くの求人情報を得ることができ、専門家からのアドバイスを受けることも可能です。 また、自己分析を通じて、自身の強みや弱みを理解し、どのような職場環境を求めているのかを明確にすることも大切です。
質問:毎年理事長に職員一同ということで集金して御中元を渡してる。(これは理解できる)それに加えて園長・副園長は個人的に理事長に御中元を渡す。(強制です)
毎年、理事長への御中元を職員一同で渡すことは、慣習として存在する場合があります。 しかし、園長・副園長が個人的に御中元を渡すことが「強制」されている状況は、少し違和感を覚えますね。 これは、理事長との個人的な関係性を重視する、一種の「忖度」文化かもしれません。
このような状況が、あなたの負担になっているのであれば、改善を求めることも可能です。 園の運営方針や、理事長との関係性について、園長や他の職員と話し合ってみるのも良いでしょう。 もし、話し合いが難しい場合は、第三者機関に相談することも検討してください。
【アドバイス】
- 園長とのコミュニケーション: 園長に相談し、個人的な御中元がなぜ「強制」なのか、理由を確認する。
- 他の職員との連携: 他の職員も同じように感じているか確認し、連帯して改善を求める。
- 第三者への相談: 労働基準監督署や弁護士など、専門家に相談し、アドバイスを受ける。
質問:2~3年に1回職員旅行がある。月2,000円積み立てしている。予定や都合で参加出来ない人はその積み立てから半分提供しろと言われる。
職員旅行の積み立てを行い、参加できない場合に一部を負担させるというルールは、一見すると不公平に感じるかもしれません。 職員旅行は、親睦を深める目的で行われることが多いですが、参加の自由を奪われるような状況は、問題があると言えるでしょう。
このような場合、積み立ての目的や、不参加者の負担について、園内で明確なルールが定められているか確認することが重要です。 もし、ルールが曖昧であったり、不参加者に過度な負担を強いるような内容であれば、改善を求めるべきです。
【アドバイス】
- ルールの確認: 職員旅行に関するルールを、書面で確認する。
- 園との交渉: 不参加者の負担について、園側と交渉し、合理的な範囲に修正する。
- 積み立ての廃止: 職員旅行の積み立て自体を廃止し、参加したい人だけが費用を負担する形にする。
質問:年2回のボーナスの額が1ヶ月分の給料と変わらない。
ボーナスの額が1ヶ月分の給料と変わらないというのは、一般的な水準と比較すると、低い可能性があります。 ボーナスは、企業の業績や個人の貢献度に応じて支給されるものであり、1ヶ月分の給料と同額というのは、必ずしも十分な評価とは言えません。
ボーナスの額が低い原因として、園の経営状況、保育士の評価制度、個人の貢献度などが考えられます。 園の経営状況が厳しい場合は、ボーナスの額が低くなることもありますが、保育士の貢献度に見合った評価がされていない場合は、不満を感じるのも当然です。
【アドバイス】
- 給与規定の確認: ボーナスの支給基準が明確に定められているか、給与規定を確認する。
- 園との交渉: 園長や経営者に、ボーナスの額について、改善を求める。
- 転職の検討: 他の保育園の給与水準と比較し、転職を検討する。
質問:最近園全体(3園)で揃えたTシャツ代約3,400円自腹。(今まで園全体で揃えてたジャージは園負担)
園全体で揃えるTシャツ代を自腹で負担するのは、不満を感じる保育士の方もいるでしょう。 これまで園が負担していたジャージが、Tシャツになったことで自腹になったという経緯も、納得しにくい点かもしれません。
このような場合、Tシャツの必要性や、自腹での負担について、園側から十分な説明があったかどうかが重要です。 もし、説明が不十分であったり、負担の必要性について納得できない場合は、園側に意見を伝えることも可能です。
【アドバイス】
- 説明を求める: Tシャツの必要性や、自腹負担の理由について、園側に説明を求める。
- 負担の軽減: 費用の一部を園が負担するなど、負担を軽減するよう交渉する。
- 意見の表明: 職員会議などで、Tシャツ代の負担について、意見を表明する。
質問:行事で勤務時間12時間だったのに出勤簿には8時間で書くよう言われていた(今は改善されたがこれが6年くらい続いていた)
勤務時間をごまかして申告することは、労働基準法に違反する行為です。 6年間もこのような状況が続いていたことは、非常に問題です。 過去に改善されたことは良いですが、この問題が放置されていたこと自体、園のコンプライアンス意識の低さを物語っています。
未払い残業代が発生している可能性もあります。 過去の勤務時間について、正確な記録が残っている場合は、未払い残業代を請求することも可能です。 労働基準監督署に相談し、適切な対応を取ることをお勧めします。
【アドバイス】
- 記録の確認: 過去の勤務時間に関する記録(タイムカード、シフト表など)を確認する。
- 労働基準監督署への相談: 労働基準監督署に相談し、未払い残業代の請求についてアドバイスを受ける。
- 弁護士への相談: 弁護士に相談し、法的手段について検討する。
質問:施設長(園長とは別でいる)が自分の来たい時に出勤し、帰りたい時に帰る。来ない日も多くある。いる意味がない。
施設長の勤務状況が不安定で、その存在意義を感じられないというのは、職場の士気にも影響を与える可能性があります。 施設長の役割は、園全体の運営を円滑に進めることであり、その役割を果たしていない場合、保育士の業務にも支障が生じる可能性があります。
このような状況が改善されない場合は、園長や理事長に相談し、施設長の勤務状況について改善を求めることが重要です。 また、施設長自身に、自身の役割を自覚してもらい、責任を持って業務に取り組むように促すことも必要です。
【アドバイス】
- 園長への相談: 園長に、施設長の勤務状況について相談し、改善を求める。
- 理事長への相談: 園長との話し合いで改善が見られない場合は、理事長に相談する。
- 役割の明確化: 施設長の役割を明確にし、責任を持って業務に取り組むように促す。
質問:保育士の処遇改善費なのに、平等に…と言って調理師、看護師、理事長ももらっている。
保育士の処遇改善費は、保育士の給与や待遇を改善するために支給されるものです。 調理師、看護師、理事長も処遇改善費を受け取っているという状況は、本来の目的から逸脱している可能性があります。
処遇改善費の使途については、国や自治体によって定められており、その目的に沿った形で使用される必要があります。 このような状況は、不公平感を生み、保育士のモチベーションを低下させる可能性があります。
【アドバイス】
- 処遇改善費の使途確認: 処遇改善費の使途について、園に説明を求める。
- 情報公開の要求: 処遇改善費の使途について、情報公開を求める。
- 第三者への相談: 労働基準監督署や、保育士の労働組合などに相談する。
質問:極めつけは理事長の息子が結婚した際、何度か顔を見たことあるだけで関わりも付き合いも何にもないのに園長・副園長はお祝いとして1万円出すようにと言われたことです。 (これは理事長から言ったのか誰が言ったのかは不明です) 今度は出産祝いとか言われそうで今から嫌な気持ちでいます。
理事長の息子さんの結婚祝いとして、1万円を出すように言われたという話は、非常に不快な思いをされたことと思います。 園長・副園長という立場を利用し、個人的な出費を強要するような行為は、明らかに問題です。 今後の出産祝いについても、同様のことが起こるのではないかと不安に感じるのは当然です。
このような状況は、職場の人間関係を悪化させ、保育士のモチベーションを著しく低下させる可能性があります。 このような行為は、組織としてのガバナンスが効いていないことの表れとも言えるでしょう。
【アドバイス】
- 園長との話し合い: 園長に、今回の件について、なぜこのようなことが行われたのか、理由を尋ねる。
- 理事長への相談: 園長との話し合いで解決しない場合は、理事長に相談する。
- 第三者への相談: 労働基準監督署や、弁護士などに相談し、法的手段について検討する。
転職を成功させるために
あなたの抱える問題は、保育業界全体で見ても、決して珍しいものではありません。 多くの保育士が、このような問題に直面し、悩み、葛藤しています。 しかし、諦める必要はありません。 適切な対応を取ることで、状況を改善したり、より良い職場環境へと転職したりすることができます。
転職を成功させるためには、以下の3つのステップが重要です。
- 自己分析: 自分の強みや弱み、キャリアプランを明確にする。
- 情報収集: 転職サイトや転職エージェントを活用し、求人情報を収集する。
- 面接対策: 企業の求める人物像を理解し、効果的な面接対策を行う。
転職エージェントは、あなたのキャリアプランに合った求人を紹介し、面接対策や履歴書の添削など、様々なサポートを提供してくれます。 積極的に活用し、転職を成功させましょう。
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まとめ
今回の相談内容から、あなたの置かれている状況は、決して恵まれているとは言えません。 しかし、諦めることなく、問題解決に向けて行動することで、必ず状況は改善します。 転職を検討する際には、自己分析を徹底し、情報収集を怠らないようにしましょう。 転職エージェントを活用し、専門家のアドバイスを受けることも有効です。 あなたのキャリアがより良いものになるよう、心から応援しています。
もし、今の職場でどうしても改善が見込めない場合は、転職も視野に入れるべきです。 転職は、あなたのキャリアを大きく変えるチャンスです。 積極的に行動し、理想の職場を見つけましょう。
【最後に】
今回のQ&Aが、あなたのキャリアを考える上での一助となれば幸いです。 転職に関する悩みや不安は、一人で抱え込まず、専門家や信頼できる人に相談してください。 あなたのこれからの活躍を心から応援しています。